タマネギのプランター栽培の方法を深町貴子さんがやさいの時間で紹介しました。キッチンの常備野菜、丸々と大きなタマネギの収穫を目指します。タマネギ成功の近道は、タマネギのことを良く知って栽培することなんだそうです。
私達が食べているタマネギの部分は、葉の部分でタマネギ栽培では、この葉の部分をいかに太らせるかがとても重要だという。
深町貴子流プランタータマネギ栽培
タマネギの植え付け時期と収穫
晩秋に苗を植え付け、冬を越し、来年の初夏(5~6月)に収穫。
およそ7ヶ月かけてじっくりゆっくり育てる野菜。
タマネギの植え付けに適した苗の選び方
タマネギの苗は、白い部分の太さが重要なポイント。⇒ 5~7mm鉛筆ぐらいの太さが適切
<太過ぎる苗>
白い部分が太過ぎる苗を植えると、ネギ坊主と言われる花芽がつきやすくなるという。葉に栄養がいきわたりにくくなるため、丸々としたタマネギに育たないそうです。
<細過ぎる苗>
白い部分が細過ぎる苗を植えると、霜などの影響を受け枯れてしまうことがあるそうです。
NHK 趣味の園芸 やさいの時間 2016年 11月号 [雑誌]
プランターでタマネギ栽培
<用意する物>
プランター : 深さ 26cm 幅32cm 長さ 48cm 容量 22ℓ
野菜用培養土
タマネギの苗 : 8株
黒マルチ
鉢底石
1.プランターの底にネットに入れた鉢底石を敷き、水はけを良くする。
2.土を入れる。(野菜用培養土→栽培に必要な肥料があらかじめバランスよく入っている)
3.培養土は鉢の縁から3cmほど下まで入れる。
※タマネギは根の張りがとても浅く乾燥に弱いので、土の上の部分に適度な水分が必要。→ 水分不足になると葉が太らない。さらに、冬は空気も乾燥しているので土も乾燥しやすいとのこと。→ 黒マルチを使う。黒マルチで蒸発を防ぎ葉を太りやすくする。マルチには冬の寒さから株を守る効果もあるという。
4.プランターの片側に手で溝を掘る。
5.溝に沿って黒マルチをいれ、マルチを外に出してよけた土を寄せて固定する。
6.マルチをピンと張るために、割り箸を用意する。
7.左右の短い部分を押し込み、最後に残った長い一辺に使った割り箸も押し込み固定。
※マルチにたるみがあると、水が溜まったり、風ではがれやすくなったりする。
8.苗を植えるための穴を8ヶ所あける。カッターで十字に切り込みを入れ切ったマルチは内側に入れる。
9.タマネギの苗を植える。
※ 深植えしない。 → 分岐しているところまで埋めると、新芽が腐って全体が枯れる。植え付けが浅いと倒れてしまう。植える位置は、白い部分が少し出るくらいが適切。
10.植え穴の深さは7cmが目安、植えつけるときは、少しねじるようにしながら植えると根が深く入る。
※ 根がまっすぐ伸びていないと生育がうまくいかない場合がるので、根はまっすぐになるように植えつける。
11.土を寄せ周囲を軽く押さえて密着させる
12.植え付け後は、たっぷり水をやる
※ 冬の間は乾燥しやすいので水切れに注意。日中の暖かい時間帯に水を与える。(プランターを傾けて軽くなってきたら水をあげる)
プランターで8株だけどタマネギが収穫できたら嬉しいですね。今年は天候が悪くてお野菜が高価なのでプランター栽培始めたいと思います。
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