ヤモリが家にいたら、手で掴んで外に逃がすのが一番手っ取り早いです。
ですが、とっさに手で掴むことが出来る人はどのくらいいるのでしょうか?
戸惑っているうちに、どこへやら行かれてしまってはゆっくり夜が過ごせませんよね。
そこで、ヤモリが家にいたらどうすればいいのか?ヤモリを家から追い出す方法を紹介します。
また、ヤモリを家に寄せつけないようにする方法やイモリとの違いなども紹介しています。
先日、生まれて初めてヤモリが家にいました!!
ヤモリは、沖縄旅行先でしか見たことが無かったので、びっくりして動けませんでしたので、調べてみました。
ヤモリが家にいたらどうすればよい?
ヤモリが家にいたら、手で掴んで外に逃がすのが一番手っ取り早いです。
ですが、ヤモリは爬虫類です。
爬虫類が、苦手な人にとってはとっさに手で掴むことなんてできませんよね。
日本でもっとも一般的なヤモリは、ニホンヤモリです。
ヤモリは、見た目も特性もトカゲに似ていて、トカゲのように尻尾を切って逃げることもあるそうです。
ヤモリは、トカゲの仲間で、生息地は本州・四国・九州などで寒い地域では見られないのだそうです。
ヤモリの体長は、10㎝程度で寿命は5~10年なのだそうです。
ヤモリを漢字で書くと
ヤモリを漢字で書くと、家守や守宮と書きます。
家を守ると書くことから、家の守り神としても知られています。
どちらにしろ、ヤモリは家の守り神という事で、駆除するのではなく、そっと外へ逃がしたいものですね。
ヤモリを家から追い出す方法
ヤモリを家から追い出す方法には、もちろん見つけたら手で掴んで外に出すのも一つなのですが、新聞紙で叩きながら追い出す方法や虫取り網を使う方法もあります。
それぞれの方法を紹介します。
手で掴んで外に出す方法
ヤモリは、見つけたらすぐに素手で掴んで外に出します。
とはいえ、素手はちょっと・・・と思いますよね。
でも、ヤモリは臆病で毒性もなく人に噛みつくなどの危害を加えることはありません。
そんな時は、直ぐにゴム手袋があるのならゴム手袋をしてそっと捕まえて外に逃がすといいですよ。
新聞などで叩いて追い出す方法
ヤモリは、写真などでみるとカワイイですが、実際に部屋でみたら良く見る余裕なんてないですよね。
しかも、手で掴むなんてイヤ!
そんな時は、新聞紙を使って追い出します。
ヤモリは、臆病な性格なので、新聞紙を丸めてヤモリの後ろの壁や床を叩いて窓の外まで誘導します。
また、近くで大きな音を立てても追い出すことができるそうです。
虫取り網を使う方法
虫取り網を使って、ヤモリを捕獲してそのまま窓の外へ逃がすのが手っ取り早いです。
虫取り網は、柄が長いのでヤモリに近づきたくなかったり、天井など手が届かない場合でも簡単に捕獲できます。
ただ、ヤモリは臆病なので音に驚いて家の隅に隠れてしまわないように捕獲する時は、そっと近づくようにします。
ヤモリを寄せつけないためには?
ヤモリは、家の守り神でもあるため出来れば駆除することなく追い出せればいいのですが、出来ればヤモリを家に寄せ付けないような対策があればいいですよね。
そこで、どうしたらヤモリを家に寄せ付けなくて済むのか紹介します。
侵入経路をふさぐ
ヤモリの侵入経路をふさぐことで、家の中に侵入するのを防ぐ対策をします。
サッシ周りの隙間はコーキングで埋めます。
網戸周りの隙間は、隙間テープを貼って埋めます。
網戸の破れや穴は、網戸の補修材で補修します。
また、窓や扉などに穴や隙間があったり、換気口やエアコンの室外機などの隙間も丈夫なテープなどでふさぎます。
害虫を駆除する
ヤモリは、虫を食べるために家に侵入してきますので、エサとなる虫を発生させないようにします。
また、家の周りの雑草は、害虫が発生しやすいので雑草は放置しないようにします。
夏の風物詩でもある蚊取り線香も虫だけでなく、ヤモリにも有効なのだそうです。
なので、ヤモリが侵入しやすい庭先などや玄関先にも蚊取り線香を置いておくと、ヤモリの侵入を防ぐことが出来るようです。
ヤモリとイモリの違いとは?
ヤモリとイモリの違いは、まず種類が違うことと住んでいる場所も違います。
ヤモリは、爬虫類(トカゲの仲間)でイモリは両生類、(カエルの仲間)です。
そして、住んでいる場所もイモリは井戸や水田、用水路などに生息していて、ヤモリは、家の中や家の近くに生息しています。
また、ヤモリは毒を持っていませんが、日本のイモリの代表種であるアカハライモリには毒があります。
・ヤモリは危険を感じるとミーッと鳴くけど、イモリは毒を出す!
ヤモリは、卵を家の壁に生みますが硬いです。
イモリの卵は、水草に生んで柔らかいです。
そして、ヤモリには爪がありますが、イモリには爪はないです。
ウチの子どもは、ヤモリとイモリは手足の形が違うと言っていましたが、それは爪があるか無いかなんですね。
それから、最も分かりやすい違いは、イモリのお腹は基本的に真っ赤なことです。
ウチの子どもは、ヤモリかイモリか分からない時は、まず最初にひっくり返してお腹を見るといいよと言っていましたね。
ヤモリを漢字で書くと、「家守」と書くことからも家を守っているという訳ですね。
イモリは、漢字で書くと「井守」と書くことから井戸を守っているという訳です。
ヤモリが家にいたらどうすればよい?のまとめ
ヤモリが家にいたら、まずは手で掴んで外に出すのが手っ取り早いです。
でも、爬虫類が苦手だったら絶対無理ですよね。
そこで、ヤモリを追い出す方法が、新聞紙を使って音を立てて追い出したり、虫取り網で捕まえて外に出します。
ヤモリを家の中に寄せ付けないためには、侵入経路をふさいだり、害虫を駆除するといいです。
ヤモリと言えば、似ていて区別がつかないイモリがいますが、違いって分かりますか?
わたしは、全く分かりませんでした。
ヤモリは爬虫類で、イモリは両生類で、住んでいる場所もイモリは井戸や水田、用水路などで、ヤモリは家の中や家の近くに居ます。
そして、ヤモリとイモリを見分けるのに一番簡単な方法が、ひっくり返してお腹の色を見ることです。
イモリのお腹は、基本的に赤いです。
ただ、イモリは毒を持っているので、出来れば素手で触らない方がいいですね。
とっさに、触ってしまったら、直ぐに手を洗うといいですよ。
我が家でも、先日初めてヤモリが出たのですが、初めてだったので、「ヤモリ?イモリ?どっち?」と子どもと慌ててしまいました。
でも、今回色々調べてみたら、ヤモリは家にイモリは水辺に生息することが分かったので、家の中に出たら「ヤモリ!」なんだと分かりました。
害虫から家を守ってくれることから、ヤモリは家の守り神とされてきたそうですが、それだけではなく縁起物として昔から親しまれているそうです。
我が家でも、そのうちいいことがあるかも!と期待しているのですが。