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ラズベリーの植え替え時期や増やし方・剪定の仕方

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ラズベリーの植え替え時期や増やし方・剪定の仕方について紹介します。

ラズベリーの株を一回り大きくしたい、増やしたい、株が混み合ってきたから場所を植え替えたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、ラズベリーは剪定したほうがいいのかな?

でも、剪定の仕方なんて分からないって思っている方もいらっしゃると思います。

実は、私もそんな一人です。

なので、ラズベリーの植え替え時期や増やし方・剪定の仕方について調べてみました。

更に言うと、昨年末くらいから、ラズベリーの木が枯れてしまい、来年、芽は出るのかなと心配しました。

ラズベリーの知識が無かったために、何も分からず一冬心配していましたが、新芽がでてきて収獲も出来ました。

 

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ラズベリーの植え替え時期

 

ラズベリーの植え替えに適した時期は、花や実が成り終わり休眠中でもある12月~2月頃がおすすめです。

また植え替えは、鉢植えであれば根詰まりを防いだり、通気を良くしたりするのが目的です。

ラズベリーの生育具合によっては、通常2~3年に1回は植え替えの時期とされています。

植え替えしないと、鉢の中で根が混みあい、なかなか新しい枝が出てこなくなるので要注意です。

ラズベリーは、ほふくしたり横に枝が広がる品種も多く、枝を支柱にまとめて固定したりトレリスやフェンスに誘引すると管理しやすくなります。

 

ラズベリーの増やし方

 

ラズベリーの増やし方は、挿し木、根ざし、株分けなど。

挿し木

 

6~7月に新しい枝を10㎝ほどカットし、節を土に埋めるようにさせば比較的容易に発根します。

ラズベリーの挿し木においては、地下茎でどんどん増えるため地植えの場合はほとんど行う必要がありません。

 

根ざし

 

挿し木とは時期が違い、根ざしは2~3月に行います。

根ざしは、地下茎で伸びる「根」を土に埋めて増やす方法です。

枝だけでなく、地下茎からもたくさん新しい茎が出てくるので増やすのは簡単です。

 

株分け

 

挿し木とは時期が違い、株分けは2~3月に行います。

ラズベリーは、株分けで簡単に増やすことができます。

ラズベリーは春から初夏になると、たくさんの地下茎から伸び出た新梢(サッカー)が出てきます。

根がついた地下茎をサッカーごと新たな株として採取し、新しい鉢に植えつければ簡単に増やすことができます。

このとき、新たな株は直ぐに植えつけるか、時間がかかるようなら根を水に浸けて乾かさないようにすることが大切です。

 

ラズベリーの剪定の仕方

 

ラズベリーの剪定は、基本的に落葉した12月~2月に行います。

込み入った部分の枝や枯れた枝、極端に細い枝などはカットします。

ただし、春に伸びた新しい枝は花芽を形成して翌シーズンに実をつけるため、誤って切らないように気をつけます。

ラズベリーの剪定方法は、一季なり性と二季なり性で剪定回数が異なります。

 

一季なり性のラズベリー

 

ちょうど実の収穫が終わったころ夏剪定を6~7月頃に行います。

剪定の仕方は、今年伸びた枝を4~5本残して他は切り落とします。

そして、12~2月に冬剪定を行います。

実がついていた枝は年内に枯れてしまうため、収穫が終わったら前年度に伸びた枝を地面すれすれのところで切ります。

新しく今年伸びたシュートを大事に育てるのがポイント。

 

二季なり性のラズベリー

 

夏と秋に果実がつくため、夏剪定はしないで12月上旬~2月下旬の冬剪定のみ行います。

秋に実がついた枝には、再び花芽がつくためカットせずに残しておきます。

ただ、枯れている枝はカットしても大丈夫です。

過湿を防ぐために、枯死した枝は根元から切り取ります。

 

一季なり性と二季なり性ともに、枝分かれしていないヒコバエは、株元から30~40センチ残して切り詰め、脇芽をたくさん発生させると収穫量が増えます。

 

 

 

ラズベリーの花・実のつき方

 

ラズベリーは、萌芽して伸びた枝に花と葉の両方がつく(混合花芽)のタイプです。

春に花芽から伸び出た新梢に花と葉がつき、受粉した花が果実になります。

ラズベリーの開花は、4月中旬~5月中旬です。

二季なり性のラズベリーは、8月下旬~9月中旬にも花を咲かせます。

5〜6月に株元から伸びた新梢(シュート)のうち、果実がついていない枝の先端を3分の1ほど摘心すると、その後、枝分かれして枝の数が増加します。

翌年には、これらの枝の先端に果実がつくので、摘心を行うことで収量増加の効果が期待できます。

ただし、摘心の時期が遅れると逆効果になることもあるので注意が必要です。

また、二季なり性は摘心すると9月頃の収穫ができなくなるので摘心は行いません。

ラズベリーでは、その年に果実がついた枝の多くは、冬までに地際近くまで枯れてしまいます。

枯れた枝に代わり、春になると地際の株元から新しいシュートが伸び出てきます。

成長したシュートには夏、花芽(混合花芽)が分化し、翌年の春にその花芽から伸びた新梢に花がつき果実がなるのです。

そして、開花結実した枝は冬までに枯れてしまいます。

ただし二季なり性は、春に株元から伸び出た枝に秋になって果実が実り、その枝の多くは冬に枯れることなく、翌年の初夏にも開花結実して枯れます。

ラズベリーは、たくさんの花を咲かせるうえ1本で受粉できるので、1株あればたくさんの実をつけます。

ラズベリーの実は、梅雨時の長雨や夏の高温多湿で傷んだり、カビがついてしまいがちなため、天気のよい日の朝か夕方に収穫します。

カビ予防になる風通しを確保するためにも、適期に剪定を行うのも大事です。

 

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病害虫

 

ラズベリーは比較的病気や害虫の被害が少ない果樹で、無農薬でも十分栽培、収穫ができます。

ただし、新梢や花を食害するモモチョッキリやマメコガネ、コウモリガ、葉や茎に付着して吸汁するカイガラムシ、果実について吸汁するカメムシなどの発生が見られることがあります。

見つけ次第、捕まえて処分を。

そのほか、病気ではうどんこ病や梅雨時期の灰色カビ病の発生が見られることがあります。

灰色カビ病は、茎や葉が腐るように溶けてしまう病気で進行すると植物が灰色のカビに覆われてしまいます。

風通しよく管理し、発生を予防しましょう。

 

冬越し

 

ラズベリーはよほどの寒冷地ではないかぎり、防寒対策は必要ありません。

マイナス20〜35℃以下にならない地域なら、屋外で寒さにあてながら冬越しを。

落葉しますがどの地域でもきちんと越冬できるとのことなので、温度管理はあまり気にしなくて良さそうです。

 

鉢植えのラズベリーの実がつかない原因は?

 

ラズベリーの成長に比べ、鉢が小さいと言う場合があります。

ラズベリーを鉢から抜いてみて、根が回りきっているようなら、ひと回り大きな鉢に植え替えます。

そのほか、日照不足や長雨によって、花付き・実付きが阻害されたことも考えられます。

日当たりのよい場所や、軒下など雨を避けられる場所に鉢を移動させてみてもいいですね。

 

ラズベリーの枝が枯れてしまいましたが大丈夫?

 

ラズベリーは、落葉樹なので冬になると葉を落として休眠期に入るということなので大丈夫です。

ラズベリーは、今年花が咲き実った枝にはもう花が咲かず、やがて枯れていく習性なのです。

剪定時期、枯れた枝は地際からカットして間引きをします。

すると、やがて株元や地下茎がのびていった先に新しい枝が発生し、どんどん成長していくはずです。

我が家のラズベリーも、昨年末からだんだん枯れはじめ、もうダメかと思いました。

でも、春になったらちゃんと芽が出てきて、7月と11月に2回実がつきましたよ。

 

ラズベリーの植え替え時期や増やし方・剪定の仕方のまとめ

 

ラズベリーの収獲を多くすために、ラズベリーを増やす方法は、挿し木、根ざし、株分けがあります。

ラズベリーの増やし方は、株分けが一番簡単そうです。

ラズベリーの植え替え時期は、休眠中でもある12月~2月頃がおすすめです。

通年2~3年に1回は植え替えした方が、鉢植えであれば根詰まりを防いだり、通気が良くなります。

ラズベリーの剪定方法は、一季なり性と二季なり性とでは違います。

一季なり性は、実の収穫が終わったころ6~7月頃の夏剪定と12~2月に冬剪定を行います。

二季なり性は、12月上旬~2月下旬の冬剪定のみ行います。

ラズベリーは、落葉樹なので冬になって枯れても大丈夫です。

翌春には、新芽が伸びてまた実を付けてくれます。

また、鉢植えでは、根詰まりを起こしていたり日照不足、長雨でも実のつきが悪くなります。

調べた知識を来年のラズベリーの育て方に活かせたら良いです。

今、二季なり性のラズベリーの2回目の収穫期なので上手に収獲して愛犬達と生食ラズベリーを楽しみたいです。

 

 

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