脂肪燃焼効果が高い太りにくい肉は、L-カルニチンが多い羊肉!ラムとマトンの違い は?
脂肪を燃焼させるパワーを持つL-カルニチンを多く含む肉は、羊肉がダントツでトップでした。
羊肉のラムとマトンの違いは、ラム肉は、生後1年未満の仔羊の肉で、マトンは、生後2年以上の羊の肉で、ラム肉の方が癖もなく柔らかくて食べやすいとのことです。
でも、脂肪燃焼効果が高い太りにくくするL-カルニチンが多いのは、羊肉でもマトンの方がもっとも多いという事です。
林修の今でしょ講座、「羊肉VS牛肉VS豚肉VS鶏肉」栄養&健康パワーを徹底比較!医師が選ぶ夏の最強肉決定戦SPで紹介された、脂肪燃焼効果がある太りにくい肉についての紹介です。
脂肪燃焼効果がある太りにくい肉は?
脂肪燃焼効果がある太りにくい肉は、羊肉です。
ポイントになるのは、L-カルニチンという成分です。
では、なぜ羊肉にはL-カルニチンが多いのか?
お肉の色が赤ければ赤いほどL-カルニチンが多いといわれているそうです。
脂肪燃焼効果が期待できる、L-カルニチンの含有量は、羊肉(マトン)が最も多く、その半分以下で子羊(ラム)、牛肉となっています。
羊肉は、 体脂肪を燃焼するアミノ酸、L-カルニチンの含有量が豚肉の約9倍,牛肉の約3倍高いということです。
ヘルシーと言われている鶏肉に比べて、L-カルニチンが約28倍も羊肉(マトン)にはあるそうです。
脂肪燃焼効果を考えたら、食べるべきは羊肉だという事です。
ラムとマトンの違いは?
ラムとマトンは何が違うの?
ラム肉は、生後1年未満の羊の肉で、肉質がやわらかく糖質も多く食べやすいのが特徴です。
またラム肉には、体内で合成することのできない必須アミノ酸がバランス良く含まれているので、健康づくりに役立つ良質なたんぱく質と言えるそうです。
マトンは、生後2年以上の羊の肉で、肉質がしっかりしていて糖質が少なく、羊肉特有のにおいがあるのが特徴で、苦手で食べられないという人も多いという。
ただし、新鮮なマトンにはクセが少ないということです。
マトンは、ラムに比べて見た目にも赤みが強いのが特徴です。
L-カルニチンは、人間の体の中にあって、脂肪を筋肉内へ運び脂肪を燃焼する働きがあるアミノ酸です。
L-カルニチンは、20代をピークに減少、食事でしっかり摂取しないと中年太りの原因にもなってしまうそうです。
L-カルニチンの必要量は?
L-カルニチンは、食事でしっかり摂取しないと中年太りの原因にもなってしまうとは言え、やっぱり摂りすぎは良くないのでは?
L-カルニチンの必要量は、1日200mgが一つの基準なのですが、羊肉で約100g程度ですが、もし、豚肉でL-カルニチン200mgをとろうとすると、約700g食べないとならないそうです。
カロリーが低いヘルシーな鶏肉ですが、実は羊肉よりも鶏肉の方がカロリーは高いそうです。
100g当たりのカロリーの量は、羊(モモ)が164カロリーで鶏肉(モモ)は190カロリーと、羊肉の方がカロリーが低いのです。
食材の栄養素は、火の通し方で変わりますが羊肉も変わるの?
羊肉の焼き加減は、ミディアムレアぐらいが適当で、たんぱく質は火を通すと固まるので、火を通し過ぎるとL-カルニチンの作用も落ちてしまうんだとか。
ちなみに、予約の取れない羊専門店の関澤さんは1年間毎日羊肉を食べ続けた結果、1年後にはマイナス12㎏のダイエットに成功したそうです。
羊肉の独特で癖のあるニオイの原因は?
羊肉は最近ニオイがなくなったと聞くが実際どうなの?
羊肉のマトンになるとその独特のニオイが気になるという方もいるのでは?
羊肉にニオイがある理由は、他のお肉に比べて羊の脂が非常に酸化しやすいことが、独特の癖のあるニオイの原因になっているそうです。
以前の冷凍技術では、解凍した際に酸化した脂がドリップとして多く出てしまっていたという事です。
しかし、最新の冷凍技術ではほぼドリップを出さずに解凍できるようになったのでそのニオイもかなり抑えられるようになったそうです。
最新の冷凍技術とは?
強力な磁石の力で急速凍結!ニオイを出さずに旨味のみ閉じ込める
肉の解凍時に出るドリップの原因は、食べ物の中で水が凍っていくときに水の分子が大きくなり細胞膜を壊すことです。
解凍時に出るドリップこそが、味を劣化させる原因だったのですが最新技術の「プロトン凍結」では、磁力で引っ張られた水の分子は均等に整列するので、水の分子がくっつき合う前に凍らせるので結晶が大きくならず細胞膜を壊さないというのです。
その結果、ニオイの原因となる脂や血が流れるのを抑えられるのです。
この最新の技術で、輸入した羊肉でもやわらかくニオイを抑えて食べることがいつでもできるようになったそうです。
脂肪燃焼効果がある太りにくい肉はL-カルニチンが多い羊肉!ラムとマトンの違いのまとめ
脂肪燃焼効果が高い太りにくい肉のポイントは、L-カルニチンが多いことです。
そして、脂肪を燃焼させるパワーを持つL-カルニチンをもっとも多く含む肉が、羊肉です。
L-カルニチンの必要量は、1日200mgが一つの基準となっています。
また、お肉の色が赤ければ赤いほどL-カルニチンが多いという事です。
毎日羊肉を食べ続けた結果、1年後にはマイナス12㎏のダイエットに成功した人も!
ダイエットを考えたら、脂肪燃焼効果がある食べるべきお肉は、羊肉だという事ですね。