トマト・ミニトマトの育て方、わき芽欠きのやり方と挿し木で増やす方法を紹介します。
トマト・ミニトマトの芽欠きをすることでトマト・ミニトマトの苗木が大きく育てることができます。
また、わき芽欠きをした、わき芽は挿し木にすることで苗として育てることができるようになります。
トマト・ミニトマトの苗木がわき芽を挿し木にすることで、2本3本と増えていくのです。
トマト・ミニトマトの育て方わき芽欠きのやり方
トマト・ミニトマトの苗を植え付け育ってくると、トマトの茎と葉の根元の部分から新しい芽が出てきます。
上記写真の真ん中に出ている新芽をわき芽と言います。
わき芽を取らないでおくと、新芽に養分が取られてしまい苗木の成長が妨げられてしまい、大きく育たないのです。
苗木が大きく育てばたくさんの実がつくようになるので、余分なわき芽は取るようにします。
この作業のことを、わき芽欠きまたは芽欠きと言います。
わき芽かきのやり方
トマト・ミニトマトのわき芽欠きのやり方は、わき芽の根元の部分を親指と人差し指で挟んで折るとポキっと簡単に折れます。
この、わき芽は1回取ればいいってものではなく、次ぐ次に茎と葉の根元の部分に出てきます。
なので、週1とか3日に1度とか見まわすようにします。
新芽が出ていたら、その都度わき芽欠きするようにします。
そうすると、聞いたことがある方もいると思いますが、1本仕立てという育て方になります。
わたしは、大体2本か3本仕立てで育てています。
初心者の方は、1本仕立てがおススメです。
ただ、トマトの先端の芽が折れてしまうと成長も止まってしまうので、その時は、その後に出てきた新芽を1本だけ残しておいて育てるといいですよ。
また、わき芽を上記写真の大きさで欠いたものは、挿し木にできませんので、わき芽欠いをしないで、わき芽が10㎝~15㎝くらいになったものを挿し木にすると苗木が増えます。
トマト・ミニトマトの育て方挿し木で増やす方法
トマト・ミニトマトの育て方で、挿し木で増やす方法には、水挿し後に土に植える方法と直接土に植える方法の2つがあります。
トマトの挿し木に適している時期は、まだ暑すぎない6月中旬から下旬くらいがいいです。
この時期に挿し木にすれば、挿し木の失敗がなく上手に根付くことができ、8月ごろには真っ赤に実ったトマト・ミニトマトが収穫できるようになるかもしれないです。
まずは、挿し木にする挿し穂を用意します。
挿し穂を水挿しする方法
瓶やコップを用意し、挿し穂を入れて茎の切り口から3分の1くらい水に浸かるように水を入れます。
水に浸かっている部分に葉があったら葉の茎は取ります。
水に浸かっている部分は茎だけにします。
水に挿した挿し苗の瓶またはコップは、日向に置くのではなく、明るい日かけに置いて管理します。
水は毎日変えるようにします。
大体1~2週間すると水に挿している部分から初根してきます。
初根から1週間くらいして根がしっかり張ってきたら土に植え付けます。
ただ、水挿しをして植えた挿し木の根は、給水力が弱いので、土に植え付けたら土を乾かさないようにたっぷり水やりします。
挿し穂を直接土に植える方法
用意した挿し穂をそのまま直接土に挿します。
あとは、土が乾燥しないように気を付けるだけなのですが、畑に直接だと根付くまでの管理が大変なので、我が家では、売られている苗木のように土を入れたポットに挿します。
その方法は、大き目の種植えポットを用意し底石を入れ土をいれておきます。
用意した挿し穂を、そのまま上記のポットの土に直接挿します。
初根するまで、日向に置かないで半日陰の場所で管理し、土が乾燥しないように毎日水やりします。
ポットの中で根が十分に張ってきたら苗の完成です。
トマト・ミニトマトの育て方わき芽欠きのやり方と挿し木で増やす方法のまとめ
トマト・ミニトマトの育て方のわき芽欠きのやり方と挿し木で増やす方法のまとめです。
トマト・ミニトマトのわき芽欠きは、トマトの茎と葉の根元の部分から出る新芽を欠いて取り除く作業です。
わき芽欠きをして、1本仕立てにすることでトマトの木を大きく成長させたくさんの実を付けることができます。
ですが、天候や気候によってせっかく育てたトマトの苗がダメになってしまうこともあるのです。
そこで、わき芽を使って挿し木で苗を増やすといいですよと言う紹介も入れました。
10㎝~15㎝くらいのわき芽なら、挿し木で十分に増やすことができます。
トマト・ミニトマトの苗木1本から、わき芽は数えきれないほど生えてきますので、何本でも増やすことができるのです。
かといって、何十本は無理ですよ。
その前にトマトの苗がダメになってしまいますので、せいぜい2~3本くらいがよさそうですね。
トマトの苗1本が、2~3本に増えたら収穫期が楽しみになりますね。