処暑とはいつ?処暑の候とは使い方や処暑には特別な食べ物はあるの?
わたしは、処暑も処暑の候も使わないことが多く、意味も良く分からないので調べてみました。
処暑とは、二十四節気の一つで14番目にあたり暑さがおさまる頃です。
処暑の候とは、季節の時候の挨拶に使われる言葉で、処暑は俳句の季語としても使われています。
2022年の処暑は、8月23日です。
処暑の候の使い方は、手紙や葉書きを書く際に時候の挨拶として、「拝啓、〇〇の候~」と綴り文章を続けます。
処暑には、行事食のように特別な食べ物はないそうですが、秋口に旬を迎える食べ物を食べると良いそうです。
では、詳しく説明しますね。
処暑とはいつ?
処暑とは、二十四節気の一つで14番目にあたる秋を6つに分けたうちの2番目の節気のことで、夏が過ぎる、暑さが収まるという意味です。
立秋から数えて15日目くらいで、白露の前にあたります。
処暑の読み方は、しょしょと読みます。
処する暑さと書いて処暑。
処には、止まるという意味があります。
この頃になると、朝晩は涼しくなってきて秋の気配を感じ始める時期ですが、台風が発生する時期にもなってきます。
処暑は、特異日と言って特定の気象現象が偶然とは思われないほど高い確率で起こる特定の日で、処暑は二百十日(にひゃくとおか)、二百二十日(にひゃくはつか)と共に台風が発生しやすい特異日とされています。
処暑は、毎年8月22日~8月23日です。
2022年の処暑は、8月23日です。
だいたい、例年8月23日とされていますが、2024年の処暑は8月22日になるそうです。
処暑の候とは?使い方は?
処暑の候とは、季節の時候の挨拶に使われる言葉で、処暑は俳句の季語としても使われています。
処暑の候の候は、〇〇の候など時候の挨拶に使われる時節や時季を表す言葉で、処暑の候とは、暑さも峠をこし、涼しくなってくる季節のことです。
処暑の候の使い方は、手紙や葉書きを書く際に時候の挨拶として、「拝啓、〇〇の候~」と綴りますが、処暑の候が使える時期は、処暑にあたる8月23日から9月6日頃までの期間です。
処暑の候と同じく8月の下旬から9月上旬まで使える〇〇の候には、「残暑の候」もありました。
また、処暑の候の代わりに処暑の折や処暑の砌(みぎり)などが使われるようです。
処暑の候を使う手紙や葉書きでは、友人や知人というよりはビジネスの場面で多く使われるため、しっかりマナーを覚えておきたいですね。
処暑には特別な食べ物はあるの?
処暑の時期には、行事食のように特別な食べ物はあるのでしょうか?
処暑に食べる特別な行事食はないようです。
ですが、処暑の時期に旬を迎える食べ物を食べるのも季節を感じるものです。
処暑の時期に旬を迎える食べ物は、秋刀魚がこの時期脂がのって美味しくてごはんが進みますね。
また、秋茄子が美味しい時期でもあります。
“秋茄子は嫁に食わすな”ということわざがあるように、秋に収穫できる茄子は格別美味しいのです。
また、さつま芋も甘くて美味しいですね。
果物も梨やぶどうが旬を迎えます。
体は夏の暑さで水分不足気味なので、水水しい果物が体に水分を潤してくれそうですね。
柑橘系のスダチやカボスも処暑の時期に旬を迎えます。
スダチやカボスは、果肉を食べるというより果汁を料理に使いますが、果汁にはクエン酸が含まれていて疲労回復や食欲増進、ミネラルの吸収を促すなどの効果があるので、夏の疲れや食欲不振によいですね。
さらに、きのこ類も旬を迎え、食欲も増し美味しく食べられる食べ物が豊富になる処暑の時期は、栄養バランスの良い献立が立てやすくなります。
処暑の時期には、旬の食べ物を食べて夏の疲れや食欲を回復して、寒い冬の時期に向かって体を整えたいですね。
処暑とはいつ?処暑の候とは使い方や処暑には特別な食べ物はあるののまとめ
処暑とは、二十四節気の一つで14番目にあたり暑さがおさまる頃をいいます。
2022年の処暑は、8月23日です。
処暑は、例年8月23日とされていますが、2024年の処暑は8月22日になるそうです。
処暑の候とは、暑さも峠をこし、涼しくなってくる季節のことです。
処暑の期間は、8月23日から9月6日頃ですが、今ではまだまだ暑さが収まるって感じではないですね。
まだまだ、暑い残暑も厳しい時期ですよね。
処暑の候の使い方は、拝啓、〇〇の候~と、手紙や葉書きの冒頭分として使います。
主に、ビジネスで使うことが多いようです。
ビジネスともなれば、処暑の候~を使うこともほとんどありませんが、日本には素敵な時候の挨拶があることを覚えておきたいですね。
処暑に特別な食べ物はないですが、処暑の時期に収穫された旬の食べ物を食べることをおすすめします。
旬の食べ物は、季節を感じるだけでなく、栄養価も高く、何より食欲の秋と言われるほど美味しい食べ物が多いのもこの時期ですね。
秋の行事として、処暑を家族で楽しみたいですね。